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フィンランドで0x12歳になった!

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2019/04/16、フィンランドで 0x12 歳の誕生日を迎えました。日本国外で誕生日を迎えるのははじめてなので、とても新鮮な気持ちです。

その新鮮な気持ちついでで、新年度の抱負やこれからどんな人生を歩んでいきたいか、といったことを言葉にしてみようと思います。

18という年齢に対する思い

10進数で表記すると18歳になったわけなのですが、個人的に17歳から18歳になることは少し特別な思いを抱いています。

僕が今いるフィンランドでは、成人年齢が18歳です。制度上正式に大人としてあつかわれます。(度数の弱い)お酒も飲めるしタバコも吸えます。日本でも2022年4月からは成人として認められます。第三者視点から大人として認められる18歳という年齢は、僕は非常に特別な年齢というふうに感じています。

ただ、嬉しい・ワクワクするといったポジティブな感情だけでなく、これから持つであろう社会人としての責任や、社会に進出することによる自立に対して非常に恐怖のようなものを感じています。いろいろな方から「案外なんとかなる。」ということを耳にしていますが、想像がつかない世界なのでどうしても怖気づいてしまうところがあります。家も学校もバイト禁止な環境で育ったので、自分の労力の対価としてお金をいただくという経験が少なく、その面でも純粋にワクワクしきれないところがあります。

一人の大人として、もっと自分に自身をもたなければいけないなと思い始めています。

どういう人になりたいか

さきほどの通り「18 歳は大人の始まり」というのが僕のイメージですので、ここらへんでいっちょ長期的な計画をたてないといけないなと感じています。幸いフィンランドに来て時間はたっぷりありましたので、17 歳の後半はじっくり自分と向き合うことができました。自分はどういう人になりたいのか、どんな生き方をしたいのかを考えていると、少しずつですが今後自分がどのような道を取っていけばいいのかが少しずつですが見えてきたような気がします。

どんな人になりたいか、と考えているときに以下のことが出てきました。

  • いい意味で「OJIと出会えたから今の私がいる」と言ってもらえる
  • 「〇〇っていったらOJIだよね」って言われる

1つめは、僕と出会えたから今の幸せな私がいると言ってもらいたい、つまり「他人の人生のターニングポイントにいられる人」になりたいなということです。中学の頃からいろいろな人と深いお話をすることが多々ありました。あるときは進路相談であったり、あるときは将来の夢の話であったり。僕の一言でその人の人生変わってしまうんじゃないのかなんて思うことも稀にありました。(大げさな話ではありますが…)。そんなことを重ねているうちに、この自分の一言が目の前にいる人をさらに幸せにできるのなら、僕にとってこれ以上嬉しいことはないという気持ちが芽生えてきました。今でもたまにそういうお話をする機会がありますが、そのときもその気持ちを中心に、その人が明日だけでなく5年後10年後にも笑顔で居続けられることを願って会話をしています。今は前々から知っている人と深い話を通じてそういう機会を得ていますが、今後は僕自身の生き方や存在そのものが誰かに対していい意味で影響してほしいなと思っています。

2つめは技術者としての夢です。一人の技術者として、世界中の技術者から「この分野に精通している人といえば OJI だよな」と言われたいのです。自分のもっている知恵や経験が、他人の役に立つってことは僕にとって非常に幸せな状態で、それが世界中の人々の役に立てるとなれば嬉しさのあまり死んでしまうかもしれません。今はまだどの分野で名を轟かせたいかということは決まっていませんが、これからコンピュータ・サイエンスの勉強をしていくに連れて自分にフィットするものが見つかると思っています。

実は、すでに気になっている分野はいくつかあります。1つは Android 開発。僕のエンジニアとしての歩みは Android 開発から始まったと言っても過言ではありません。まだほんの数年ではありますが、素人の中ではある程度の経験があると自負しています。その力を今後も磨き続けて、Android 技術者として道を極めていくことはありかもしれないなと思っています。

他には人工知能における「認知」の分野も気になっています。さきほどの Android と違って、この分野に関しては一切知見がありません。これは昔通っていた個別指導塾のコーチの影響が大きいかもしれません。その方は大学でコンピュータに対して曖昧なものを認識させる研究をしていたらしいです。恐らくその頃から僕の中で「コンピュータ」と「曖昧なもの」に関して特別な興味があったのでしょう。最近になって話題の機械学習やら人工知能やらを調べていると、その記憶はやがて具体的な興味に変わりました。人と同じで、インプット量が増えるとその分学習できる可能性も増えていきます。そのインプットの部分を進化させるのに携わることに対して非常に興味があります。

他にもセキュティやネットワークにも興味があります。ただ上の2つに比べると、専門と言うよりかは家で遊ぶのに不自由ないぐらいになりたいって感じです。

今後具体的にどう進んでいきたいかに関しても少しずつ決まってきています。

まずは Google に入社したいです。一流の技術者として、またいろいろな人に影響力を与える人間になるためにも Google は自分に対して良い経験をもたらしてくれるのではないかなと思っています。なぜここで Google が出たかと言うと、Android 開発者としてそれを産んだ Google 社は昔から働く場所として興味があったこと。僕が結構 Google 教徒であること。エンジニアとして1つのあこがれの場所だという認識があったこと、が挙げられます。それに加えて最近は社員さんの入社・退社エントリーのブームもあり、さらに具体的に意識するようになりました。今はそこまで技術力はありませんが、これからここまで書いてきたことを軸に大学で勉強していけばまだ間に合うのではないかと思っています、甘い考えかもしれませんが…

日本にも気になっている会社さんはいくつかあります。最近のイケイケな会社さんは高校生に対してもインターンの扉をを積極的に開いてくれているので、帰国してからスケジュールと相談しつつバンバン挑戦していこうと考えています。

最後に帰国してすぐのお話です。僕は留年扱いで留学しているので、帰国しても高校2年生です。まだ大学まで1年半もある。余裕が非常にあるので、じっくり受験の準備をし用途思っています。現時点では、会津大学に進学したいと考えています。公立4年制大学で CS ツヨツヨなところを探していたら見つけました。帰国してから親・学校と腹切りで喋らなくてはいけませんが、僕の気持ちとしてはここで綴っている通りです。大学へはコンピュータに関する体系的な知識を1から学ぶために行くつもりです。そうした中でいい出会いだったりエンジョイができたらええななんてことも思ってます。

せっかく勉強するのであれば、博士までは取りたいと考えています。できれば博士は米国で取りたいなとも。ただ自分が具体的にどの道へ進むのかは決めていないので、その時自分がこれだと思える分野の中で最強な院を選択できるだけの実力を大学でつけていきたいです。無知というのは将来を考える上でなかなかな障害になるものですね、本格的に考えるようになってようやく実感しました。大学から海外に行こうとは今のところ考えていません。英語をもっと頑張らないと…

今年度の抱負

少しスコープを狭めて、今年度に焦点を当てて最後にしたいと思います。

今年度は「アウトプット」と「習慣化」に力を入れていこうと思っています。昔から習慣化は苦手で、何かを始めても三日坊主でした。ただ、これから本格的にいろいろなものごとを学習し、さらには社会人としてさまざまな責務を担っていくものが今のままではよろしくないと危機感を覚え始めています。実際社会に出てからの苦労が減らせるように、今から習慣化することを意識していこうと思っています。はじめの一歩として最近は日記を書き始めています。フィンランドにいることも相まってか約80日ほど続いています。できることからコツコツ始めていって、徐々に自分のことを理解しながら、自分の中で習慣化を仕組み化していきたいです。

そして、技術者としてアウトプットも重視していこうと思います。アウトプットをするためにはそれ以上にインプットをしなくてはいけません。そこも含めて、こういった Blog などを利用して形に残るアウトプットをしていこうと頑張っています。技術者はアウトプットの数だけ強くなれる気がします。もちろん自分の中で噛み砕く時間も必要ですが…

自己PR

最後まで読んでいただきありがとうございました。最近日本語を使わなすぎてこのエントリーを書くだけで2,3時間ほど使ってしまいました。帰国してからはまず日本語のリハビリが必要そうです。

最後に軽い自己紹介をひっさげときます。このエントリーを通じて少しでも僕に興味がわいてもらえれば幸いです。

京都生まれ京都育ちで京都大好きなOJIです。2018年8月〜2019年6月の間は AFS を利用してフィンランドに留学しています。2015年から趣味で Android 開発(Java2年、Kotlin1.5年)をしています。Life is Tech! という会社が運営しているITキャンプやスクールを通じてプログラミングの基礎を学びました。2017年のアプリ甲子園でセミファイナルに出場しました。Android の他にも HTML5/CSS3、Pug/Stylusは読み書きできます。現在は Nodejs を利用したバックエンドの開発も少しずつ勉強しています。人にものごとを伝えることが大好きで、プログラミング教室 で小・中・高校生にプログラミング(HTML/CSS/JS)を教えたりもしています。年収4000万以上提示されるぐらい価値のあるエンジニア目指してます。

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Mohikanz でOJIって名前で生息しています。

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